最近、セミの声を聞かないと思ったら、
フェニックス通りのニセアカシア?を全部切り倒して、
融雪歩道にしたせいと気づいた。
今までなら、ミンミンと夜中にまでも鳴いていたのだ。
そこで、岸本佐知子が「アスファルトの下には何千何万という幼虫の屍骸がある」
と、書いていたのを思い出した。
前置きはそのくらいにして、今日はちょっと好いことがあった。
1.喫茶店へ行ったら、ミールの音がして、まさに挽きたてのコーヒーが出てきた。
いつもより軽く、さっぱりしていた。何年ぶりだろう。
2.本屋へ行って、注文する予定が、在庫であった。喜んでいいのか、
読む本がたまっている。
3.店に活けてある、虫食いのバラのツボミが少しふくらんできた。
期待もふくらむ。サケサケ、隣のカエルも心配しているぞ。
PS:
もとは土の地面だったところが舗装されてしまったら、
その下で羽化を待っていた蝉の幼虫はどうなるのか。
(だからアスファルトの下には、
地面に出られなかった幼虫の死骸がびっしり並んでいる。)
「ねにもつタイプ」 47p 岸本佐知子
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