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面白かった、しろい本

  • 保江邦夫: 唯心論武道の誕生
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2013年6月25日 (火)

ちょっといい話

最近、セミの声を聞かないと思ったら、

フェニックス通りのニセアカシア?を全部切り倒して、

融雪歩道にしたせいと気づいた。

今までなら、ミンミンと夜中にまでも鳴いていたのだ。

そこで、岸本佐知子が「アスファルトの下には何千何万という幼虫の屍骸がある」

と、書いていたのを思い出した。

前置きはそのくらいにして、今日はちょっと好いことがあった。

1.喫茶店へ行ったら、ミールの音がして、まさに挽きたてのコーヒーが出てきた。

  いつもより軽く、さっぱりしていた。何年ぶりだろう。

2.本屋へ行って、注文する予定が、在庫であった。喜んでいいのか、

  読む本がたまっている。

3.店に活けてある、虫食いのバラのツボミが少しふくらんできた。

  期待もふくらむ。サケサケ、隣のカエルも心配しているぞ。

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PS:

もとは土の地面だったところが舗装されてしまったら、

その下で羽化を待っていた蝉の幼虫はどうなるのか。

(だからアスファルトの下には、

地面に出られなかった幼虫の死骸がびっしり並んでいる。)

「ねにもつタイプ」 47p 岸本佐知子