詩祭
きのう、「ふくい詩祭」に行ってきた。
「山川登美子」の研究発表は面白かった。
ギター演奏はしらけた。
後半の「北陸の風土・・・・」は少々疲れた。
休憩時間の「短い詩」の発表でみかんをもらった、友人の分も。
最大のものは、懇親会で素敵な婦人の話を聞けたことだ。
なんでも、学生時代に粘土ひねりにしか興味がなく、
「彫塑」室ばかりにいたのだと言う。
美術の先生にはなれたが、彫塑ばかりという訳にもいかず、
絵もかいたそうな。
ところが、校長先生の転任で一緒にと誘われ、
盲学校へ行ったそうな。
それからは彫塑一本で、生徒も喜び、好かれ、
果ては、生徒ともどもアメリカの美術館に招待されたという。
まさに、「空間を友」とした生き様に思えた。
「お会い出来てとてもうれしい」とかなんとか言った気がする。
コメント