刀に関する例外
刀に関する例外。
普通は、
「日本刀の刃の耐衝撃数は正面からが約1トン、
横からの衝撃に対しては約250キログラムまで耐えるといわれています。
実は衝撃に最も弱いのは峰なのです。峰側へ衝撃を受けると、
刀の持つ反りのせいで力が一点に集中してしまい、
そこからポキッと折れてしまうんですよ」
だが、「戦う刀を地でいく郷土刀=水戸刀」なるものがあるようだ。
それは、
「依頼した武士が、樫の棒の直径二寸位、長さ六尺程の奴を、
(其次に)刃を下にして棟(峰)を殴って見ます。
刀は棟を叩かれると良く折れるものです。
鉄を完全に鍛錬しませんと此の試験でポロリと行く懼れが多分にあります。
依頼者は合戦中折れては大変ですから、
思い切り力を入れて殴られますので、
持っている刀工の方でも相当力が入ります。
其試験が無事であると、刃をつけて次の試しに掛かります。」
ということだ。
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