ヴィパッサナー
田口氏の・・・・
自分の体をじっと観察して「歩いている、歩いている、
止まってる、止まってる、止まってる、
手が動いてる、手が動いてる」と、
観察者として徹することを訓練していく・・・・
ということをやってみると、心が色々の所へ飛んでいく。
「○○している」「○○しているのを観察している」
「観察しているのを観察している」
「・・・・・・――――――・・・」限りがない。
そこで「木こりとさとり」の昔話しを思い出した。
木こりはひたすら「観察する」わけだ。
さとりはそれを「言い当て」る。際限がない。
そこで木こりは考えること(観察する)をやめ、仕事?に集中する。
木のコッパがさとりに当たり、さとりは退散する。
これこそがヴィパッサーナ瞑想ではないか。
「中今・なかいま」という言葉があり、
「今という瞬間に完全に注意を集中する」ことらしいが、
「悟り」を開いたのは、実は、木こりだったのだ。
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