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2015年1月23日 (金)

ヴィパッサーナー

最近、「ヴィパッサーナー」という言葉に二回出合った。

一回目は日刊福井の仏教瞑想の記事、「止」と「観」。(20日)

仏教ではヴィパッサーナー(観)とは観察することで、

心の働きすべてを見ることである。

注意すべきは、観察の対象が一つに限定されないことであろう。

・・・「止」の記事の新聞(13日)は資源ごみで出してしまった。残念。

二回目は武術誌「秘伝」2月号。

観察することを中心とする瞑想、

「気づきの瞑想(ヴィパッサーナ瞑想)」とある。

また、関連して 「デフォルトモード・ネットワーク」という言葉も出てきた。

人間の脳は特に意図を持たない場合でも、

活発に活動している脳の領域があり、

神経線維によって活動領域同士で 情報のやり取りがある。

それらの領域や神経接続が デフォルトモード・ネットワーク(DMN)だ。

DMNのひとつ、楔前部(けいぜんぶ:プレクネウス)は

神経線維が集中していて、 受動的な観察活動に使われているとされる。

「見る目」は意図的な視認、

「写す目」は逆に受動的に情報を受け取ること。

作為なく相対すると、 相手の作為が動作の前に伝わって(写って)、

それと同時に動けば相手は作為を実現できない、 と推察される。

これが出来たら達人だ。

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