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日曜にNHKのニュースで、
原子力災害対策本部に情報の開示を求めたところ、
「3、11に原子力災害対策本部が設けられてからの議事録が
作成されていない」と伝えていた。
また、会議の議事次第はあるのだが、11,12,13,14日・・・と、
内容は全く同じで紙切れ一枚。
公文書管理法によって残す事が決められているのに。
事務局の安全保安院は、言い方が奮っている。
「忙しくて・・・」
前代未聞の事故で忙しいのは当たり前のはずだ。
自己保身のためとしか言いようがない。
皆がおとなしく従い、反対する人はいなかったのか。
小手先の誤魔化しで一時逃れをしたところで、
世界の歴史から消え去る事はないのだ。
五十年、百年先に笑われる事が解らないようでは、
日本のお先は真っ暗だ。
そこまで、日本という国があればの話だが。
おまけにその後のEテレで「日本人は何を考えてきたのか」
田中正造と南方熊楠の特集をやっていた。
何たる落差、恥ずかしい。
今日の新聞はどうなっているのかと見たが、
日刊福井には一言も無かった。(火曜に出た)
かろうじてNHKwebニュースには
《藤村長官は、「基本的には、公文書管理法に基づいてやるべきだと
思うので、去年3月にさかのぼってどういうふうにやれるのか、きちん
と追求しなければならない」と述べ、議事録を作成したいという意向を
示しました》と出ていた。日本は何処へ行くのか。
見届けずには死ねそうにない。
(少々興奮したか)
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