Bar

  • Dsc00041

面白かった、しろい本

  • 保江邦夫: 唯心論武道の誕生
Powered by Six Apart

« ネコヤナギ | メイン | 二匹の龍 »

2012年1月23日 (月)

国家百年の恥

日曜にNHKのニュースで、

原子力災害対策本部に情報の開示を求めたところ、

「3、11に原子力災害対策本部が設けられてからの議事録が

作成されていない」と伝えていた。

また、会議の議事次第はあるのだが、11,12,13,14日・・・と、

内容は全く同じで紙切れ一枚。

公文書管理法によって残す事が決められているのに。

事務局の安全保安院は、言い方が奮っている。

「忙しくて・・・」

前代未聞の事故で忙しいのは当たり前のはずだ。

自己保身のためとしか言いようがない。

皆がおとなしく従い、反対する人はいなかったのか。

小手先の誤魔化しで一時逃れをしたところで、

世界の歴史から消え去る事はないのだ。

五十年、百年先に笑われる事が解らないようでは、

日本のお先は真っ暗だ。

そこまで、日本という国があればの話だが。

おまけにその後のEテレで「日本人は何を考えてきたのか」

田中正造と南方熊楠の特集をやっていた。

何たる落差、恥ずかしい。

今日の新聞はどうなっているのかと見たが、

日刊福井には一言も無かった。(火曜に出た)

かろうじてNHKwebニュースには

《藤村長官は、「基本的には、公文書管理法に基づいてやるべきだ

思うので、去年3月にさかのぼってどういうふうにやれるのか、きちん

と追求しなければならない」と述べ、議事録を作成したいという意向を

示しました》と出ていた。日本は何処へ行くのか。

見届けずには死ねそうにない。

(少々興奮したか)

Gizi

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/300259/27826258

国家百年の恥を参照しているブログ: