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面白かった、しろい本

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2008年5月26日 (月)

真昼の怪談

銭湯でヒゲをそっていたら、鏡に白いものがちらりと映った。

気のせいかと思ったが、再びチラリとする。

男湯には私の他に誰もいない。戸の開いた気配もない。

見てはいけないものを見てしまったのかと思った。

最後に水をかぶって上がったら、

椅子に腰掛けていた人が戸を開けて中に入り、。

迷うことなく私が座っていたその場所にすわった。

私がいた場所はその人の専用の場所だったのだ。

新参者の私は知らなかったのだ。少し汗がひいた。

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