真昼の怪談
銭湯でヒゲをそっていたら、鏡に白いものがちらりと映った。
気のせいかと思ったが、再びチラリとする。
男湯には私の他に誰もいない。戸の開いた気配もない。
見てはいけないものを見てしまったのかと思った。
最後に水をかぶって上がったら、
椅子に腰掛けていた人が戸を開けて中に入り、。
迷うことなく私が座っていたその場所にすわった。
私がいた場所はその人の専用の場所だったのだ。
新参者の私は知らなかったのだ。少し汗がひいた。
銭湯でヒゲをそっていたら、鏡に白いものがちらりと映った。
気のせいかと思ったが、再びチラリとする。
男湯には私の他に誰もいない。戸の開いた気配もない。
見てはいけないものを見てしまったのかと思った。
最後に水をかぶって上がったら、
椅子に腰掛けていた人が戸を開けて中に入り、。
迷うことなく私が座っていたその場所にすわった。
私がいた場所はその人の専用の場所だったのだ。
新参者の私は知らなかったのだ。少し汗がひいた。
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