対称性の破れ
本を読んでいてとんでもない事に氣付いた。
それは南部陽一郎博士が示した「対称性の自発的破れ理論」についてである。
「自発的」という言葉にかすかな引っ掛かりを感じていたことはあるのだが、
それがはっきりした。
例えて言えば、それは〝自発的〟に行われる季節による衣替えみたいなもので、
「破れてしまった対称性を復旧させようとする作用が働く」ということだ。
それにより「破れる前の対称性を持つ新しい自由度が生じる」ということだ。
そこが大事なところで、破れたままで終わるはずはないのだ
(その自由度は「南部・ゴールドストーン準粒子」と呼ばれる)。
その新しい自由度が、細胞膜の間にある「結合水」に起きている。
一般的な水は、休み時間の教室みたいなもので、ガヤガヤ・ザワザワしている。
ところがチャイムが鳴ると皆席に着く(はずだ)。
そのような席に着いた状態の水が「結合水」で、
安定していてエネルギー状態も低い。
そこでは光さえもが席に着き(質量を持ち、留まる)、
「エバネッセント光」・「エバネッセント光子(フォトン)」となる。
「結合水」は細胞全体(全身)にあり、
そして滲み出ている「エバネッセント光」が
オーラ(生命・氣とも)と呼ばれる。
また、「結合水」には新しい自由度を持つ対称性が生じ、
「細胞膜を介入して流入してくる外部刺激の微小なエネルギーによって、
南部・ゴールドストーン準粒子を発生させるという
生体反応システムとして機能する」という。
それにより、「極めて微弱な電気的エネルギー(20mA)の投入で、
臓器組織に侵入した細菌やウイルスを
分子レベルで破壊することが出来る」という。
それが「量子生体理論=巨視的量子電磁力学」エッセンスであり、
その電子装置は製品化され販売されている。
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