俳句の話
昨日、先輩が来てくれ、ふと、俳句の話になった。
問題となったのは、店にかけてある
「滝の風に 老若男女の 佇みて」。
「滝の風に」の「に」がいらないという。
なかなか厳しい先輩で、昔は「季語がない」とも言われ、
氣をつけている。
今日、目覚めて布団の中で考えた。
「滝の風」と「佇む」は合わないと思う。
「風」では強すぎて「佇め」ないのだ。
さて、どうするか。
色々と悩んで「滝と岩」ではどうだろうか。
「滝と岩 老若男女の 佇みて」
滝に佇める氣がするのだが。
俳句に関係のある話。
俳句も「駄洒落」から始まったという。
なにせ「掛詞」は「古事記」の昔からあるのだから。
紫式部が一層好きになった。
最近のコメント