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2018年7月30日 (月)

最近、カオスという言葉が氣になり調べた。 

カオス(古希: Χάος, Chaos)とは、ギリシア神話に登場する原初である。「大口を開けた」「空(から)の空間」の意。オルフェウスによれば、このカオスは有限なる存在全てを超越する無限を象徴しているという。

 ギリシア神話で、宇宙開闢のとき真っ先に生じた「原初の巨大な空隙」のこと。あらゆる生り出ずるものの素と生成へのエネルギーを内に秘めた生成の場としての空隙のことであって、中国神話における混沌や、無秩序という意味での混沌と同一視するのは正確ではない。(日本大百科全書:ニッポニカ)

 カオスという言葉は、原語では実存(actuality)を指します。カオスという言葉は、誤って、混沌あるいは闘う状態の意味に解釈されますが、本当の意味は、明確で創造的な言葉として発声され、次第に具体的現実となって顕現しようと常に待機している深い霊的実存の状態のことなのです。

 ついでに、混沌も調べたら、混の昆は虫がゴチャゴチャいる状態と言う。沌は水が集まって濁っている状態と言う。

 つまり、私なりの結論を言えば、カオス=空となるのではないか。ギリシア神話が言い当てていると思われる。

色即是空・空即是色。

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