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2015年12月12日 (土)

一神教

「一神教が大事にするのは、神と自分との関係であり、

ほかの人間の評価は気にしない」そうな。

「あえていうなら一神教は、ある意味で寛容です。

他者に対して無関心ですから。」という事になる。

対して「日本人は、手が届かない山も川も、海も太陽も、

神であると、すべてを人格化した」

日本人は、「神様はおおぜいいたほうがいい」と考えます。

なぜか、「神様は人間みたいなものだ」と考えているからです。

で、その付き合いの根本は、「仲よくすること」なんです。

このやり方を、人間じゃない神様にも当てはめる。

すると、多神教になる、という。

 

一神教があぶないというのは、よくわからない。

イスラム教には、クルアーン(コーラン)と、

シャリーアという固定した法とがあり、

すべて決まっている。

また、原罪という考え方がない。

それゆえ発展ということがなさそう。

対してキリスト教は、父なる神と

聖霊とイエス・キリストがいるから、

厳密な意味で「唯一神教」ではないという。

神との論争による言い訳で、逃げ道がある。

その分、人間に都合よく解釈でき、

資本主義が発達したのもそのせいだという。

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