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面白かった、しろい本

  • 保江邦夫: 唯心論武道の誕生
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2015年7月 1日 (水)

場の量子論

やっと、読み終えた、それも2回読んで、

「場の量子論」という考え方が少し解ったような気がする。

2回でもナンカイな本だった。

宇宙を考えた時に、素粒子論では「宇宙の中の」素粒子を考える、

言うところの「物理学者は黒板に書いて」考えるということだろう。

考える以前に黒板を用意してしまっているということだ。

宇宙(あの世も?)には連続無限次元の空間がビッシリと張り付いていて、

そこには当然、ゼロ・ポイントエネルギーが関係してくる。

「ゼロ・ポイントエネルギー」というものがあり、

真空のエネルギーとも言われるが、

宇宙の連続無限次元の空間の中を動くがゆえに、

運動エネルギー(2,3度)があるのだ。

それゆえ、物質を絶対零度まで冷やすことはできない(冷やせない)。

ややこしいので物理学者は無視して切り捨てたのだ。

今までは切り捨ててきたゼロ・ポイントエネルギーだが、

それなしには宇宙は語れなくなってきた。

実際、宇宙には目に見えない素粒子から目に見える物質まであるのだから。

その両方を同時に考えるにはどうすればいいのか。

粒子数を有限個に設定した空間を、

ボゴリューボフ変換すると(梅沢博臣博士)

「有限個に制限されていた状態空間(素粒子論)が

一挙に無限個の粒子(物質)まで記述できるようになる」のだという。

そして、ボゴリューボフ変換には「選ぶ自由度」があるのだという。

そこに「最適制御」理論が出てくるわけだ。

古典力学(物質)と素粒子論を結びつけるのは

最適制御理論と言われる所以だ。

そして、そこには「エーテル」が出てくるのだ。

我々の宇宙は膨張し続けている。

その宇宙の中で素粒子は光速を超えることはない。

しかし、宇宙はどんどん加速度的に膨張し続けている。

近い将来、そのスピードは光速を超えてしまうようだ。

すると、遠くの星(銀河)からの光は地球に届くことが出来なくなってしまう。

夜空にあるのは天の川(我々の銀河)だけになってしまうらしい。

今のうちにセッセと夜空を見上げるに越した事はないようだ。

空間の動きは光速に捉われることはない。

とすると、空間が「ムニュッ」(保江)と動けば、それは光速を超えて伝わる。

量子ゆらぎなんてなんのそのということになる。

 

・・・今から4億5000万年ぐらい前に、

プレアデス星団かどこかで発生したムニュッという

コヒーレントな巨大変動が地球環境にまでやってきて、

電離層のあたりにずっと待機していて

、晴れてやっとサルに入れるようになって、

電磁場のムニュッが入ってきた。

ただし、通信とか何かに使っている程度の電磁場ではないんだよと。

つまり、ムニュッの部分です。

であれば、梅沢先生の統一的場の量子論の中で、

電磁場のムニュッの部分は

電磁場の有限個のフォトンを記述できる普通のフォック空間から、

コヒーレント状態にボゴリューボフ変換でやってきた世界。

だから、どっちかというとレーザー光線に近い。

無限個のフォトンが縮退しているような状態が、

僕(保江)が「ムニュッ」と言っている古典的な電磁場の運動です。

そういう意味では、本当に霊魂は巨視的な光の塊なのです。

あるいは、磁石がつくるような巨視的な磁場だ。・・・

 

そしてその「ムニュッ」とした動き(電磁場の変動)がエーテルだという。

ディラックも「Is there an Ather?(エーテルは存在するか)」

という論文を出している。

「エーテルの量子論」は無視されたそうだが。

エーテルがあるからこそ「あの世」をも含めて

連続無限次元の空間を考えることが出来る。

保江教授はエーテルこそが魂ではないかと考える。

連続無限次元の空間を満たすエーテルを考えることで、

ライプニッツがとなえて(モナド・単子論)現代にまで引き継がれる

観測者問題(黒板上ではない)が解決される。

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