エーテル
例によって保江博士の本なのだが、いままで考えていた宇宙と最新の宇宙論は
大きく異なっていることを知らされた。
ややこしい話だが、
場の量子論(量子どうしが場を介して作用しあう)から、
素領域理論(湯川博士:最小領域がエネルギーを得て素粒子になる)への転換だ。
なにも新しいことではなくて、ディラックというイギリスの物理学者も言っているのだが、
そこにエーテル(懐かしい)という言葉が出てきたため(量子エーテル理論)無視される。
(湯川博士も素領域理論を出したときに無視された、そうだ)
宇宙に満ちているエーテルが素粒子の動きを決めている。
素粒子は電磁波の速さを超えられないというが、
それは輻射(さざ波のようなもの:保)で考えるからで、
拡散(ムニュムニュッとした動き:保、たぶん大波のような)で考えれば、
瞬時に宇宙の果てまで光より速く(エーテルの中を)伝わるという。
「量子もつれ」なんて問題じゃないじゃないか。
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