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面白かった、しろい本

  • 保江邦夫: 唯心論武道の誕生
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2014年10月 1日 (水)

神宮

12という数字を勘違いして買った本。意に反して面白かった。

伊勢神宮の謎が解き明かされる。

有名な「春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣乾したり 天の香具山」の歌、

ヤマトを代表する霊山の天香具山に洗濯物を干すことはありえない。

この衣とは「天(女)の羽衣」で、「天女が羽衣を木にかけて沐浴している。

その羽衣を奪えば、その霊力は失われ、天下はわがものになる」ということらしい。

女性(巫女)の霊力を殺ぐ歌らしい。

また、天皇は大嘗祭のクライマックスで、湯帷子を着こむらしいのだが、

それを「天の羽衣」と呼ぶそうな。

つまり天皇は女装するというのだ。(神道が歪められた)

本来は、巫女が神のパワーを預かり、それを天皇(男)に渡すものらしい。

伊勢神宮がからんだ結果、歪められてしまったのだという。

伊勢神宮が整備され、持統天皇が参拝してから、明治天皇の参拝まで、

1100年以上も歴代の天皇は直接参拝していないのだという。

西行の歌にこうある。

「なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼる々」

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