宇宙
友人が貸してくれた本。
宇宙誕生から38万年経って、宇宙が晴れ上がり、
膨張により宇宙の温度が約3000Kまで下がり、陽子と電子は結合し、水素原子になる。
そのころ放たれた3000Kの熱放射は、宇宙のあらゆる方向に伝播した。
その残光が「宇宙マイクロ波背景放射 (平均温度2.725K)」。
宇宙の晴れ上がりによりできた水素原子の出す電磁波、
「ライマンα輝線(波長は121.6ナノメートル)」の赤方偏移(z)を観測することにより、
宇宙の「はじまりの星」を探す挑戦は続いている。
すばるは z=6.96 128.8億光年の銀河を発見 2010、9
ハッブル宇宙望遠鏡は、z=10 から 12 の銀河を見つけた。
距離は132億光年を超えている。
「はじまりの星」がビッグバン理論どおりに宇宙誕生の2億年後に誕生したとすると、
はじまりの星誕生から約3億年後の宇宙(銀河)を望遠鏡がとらえたことになる。
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