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2020年12月21日 (月)

黄檗宗

読んでしまった。

読んだと言うよりは最後のページまで到達したと。

黄檗(おうばく)宗の名前は聞いたことがあるが、

臨済宗の一派とは知らなかった。

明(漢人族)朝末期、清(満州族)が支配力を増す中、

長崎興福寺から請われて、30人の弟子と共にやって来た。

最終的には京都宇治に黄檗山万福寺(黄檗宗)を開く。

江戸時代前期に宇治黄檗山はすべてが明風となる。

そのときの歌。

〝山門を 出づれば日本ぞ 茶摘み歌〟  菊舎

ちなみに檗とはキハダのことで、樹皮は薬にも染料にもなるという。

明朝体、400字詰め原稿用紙などもこのとき伝わったという。

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