日本の歴史
アメリカの中学校の歴史教科書に書かれている日本の神話
「日本の子どもたちは、学校で次のように学んでいる。
イザナギという権威ある神が、その妻イザナミとともに『天の浮橋』の上に立った。
イザナギは、眼下に横たわる海面を見下ろした。
やがて彼は暗い海の中に、宝石をちりばめた槍をおろした。
その槍を引き戻すと、槍の先から汐のしずくが落ちた。
しずくが落ちると、次々に固まって、島となった。
このようにして日本誕生の伝説が生まれた。
またこの伝説によると、イザナギは多くの神々を生んだ。
その中の1人に太陽の女神があった。
女神は孫のニニギノミコトを地上に降り立たせ、
新しい国土を統治することを命じた。
ニニギノミコトは大きな勾玉と、神聖な剣と、青銅の鏡の3つを持って、九州に来た。
これらはすべて、彼の祖母から贈られたものであった。
これら3つの品物は、今日もなお、天皇の地位の象徴となっている。
ニニギノミコトにはジンムという曾孫があって、この曾孫が日本の初代の統治者となった。
それはキリスト紀元前660年の2月11日のことであった。
何百年もの間、日本人はこの神話を語り継いできた。
この神話は、日本人もその統治者も、国土も、神々の御心によってつくられた
ということの証明に使われた。
現在のヒロヒト天皇は、ジンム天皇の直系で、第124代に当たるといわれる。
かくして日本の王朝は、世界で最も古い王朝ということになる」
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