肚(はら)
街路樹のハナミズキが紅葉したかしない内に全部散ってしまった。
昨夜は寒波と初アラレで、寒くて寝付かれなかった。
明け方になって、押入れから電気毛布を出してセットしてやっと寝れた。
そのままウトウトしていたら、つながった。
一句
人の言う 肚は内臓 お茶も沸く
生眼
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街路樹のハナミズキが紅葉したかしない内に全部散ってしまった。
昨夜は寒波と初アラレで、寒くて寝付かれなかった。
明け方になって、押入れから電気毛布を出してセットしてやっと寝れた。
そのままウトウトしていたら、つながった。
一句
人の言う 肚は内臓 お茶も沸く
生眼
KMBとは何か。
昨日、Dr.Kが片町南ブロックと言う言葉を使われた。
これは良い、と言う事で店の近所の略称を「KMB」に決めた。
いささか軽そうだが、まあいいか。
10,11日と宮城の本部道場の集中稽古に参加した(福井支部から3人)
夜行バスで金沢から仙台へ、東北本線で松島へ、
老師に出迎えられて本部道場へ。奥様手作りの朝食。
9:30から門下生と Iさん(トルコ支部長)と稽古、12時まで。
昼食後、1:30から稽古、6時まで。
6:30から歓迎記念懇親会、午前〇〇時まで。
二日目(特別集中稽古は三日目)朝食後、9:30から稽古、12時まで。
昼食後、1:30から稽古、4時まで。6時過ぎから仙台駅前で食事会。
買い物のあと、9:45発の深夜バスで金沢へと、
ハードなスケジュールだったが、得る所はとても大きかった。
福井の稽古内容はすでに古くなっており、質も異なっていた。
本部では目指すところがピンポイントになり、技は研ぎ澄まされている。
少々ハードではあったが、実にジュウジツした特別集中稽古でした。
老師様、奥様、本部門下生の皆様、トルコ支部長様、
本当に有り難うございました。
また、福井から参加してくれたお二人、有り難うございました。
そしてお疲れ様でした。
老師から頂いた「仙台絵巻」。「牛たん」は店用。
一句
平成に 赤船来たりて 夜は寒し
生眼
2,3日して気が付いた。
エネルギーだかパワーだか気だか知らないが、
本当に凄かったのは見えない力を感じた事ではないのか。
稽古の時は当然のように思ったが、
よく考えると、今まで感じた事がなかったのだ。
見えない力を感じたのはトンデモナイ事のように思えて来た。
本日の稽古はF氏と二人だった。
いつもの通り鍛錬技から始めて、
途中、いつもの技を片足立ちでやった。驚いた。
パワーと言うかエネルギーと言うかが、素直にシンプルに伝わって来た。
両足立ちとは全く違う力だ。素直、シンプルとしか言いようがない。
技を受けると非常に気持ちがよく、楽しいくらいだ。
すばらしい。一体これは何なんだ。
本日の発見、大発見でした。
「心、感のままに動きて自性の天則にしたがう時は、霊明始終を貫きて、気の妄動なし。例えば、船の流れに従いて下るが如し。動くといえども、船静かにして、動の跡なし。これを『動而無動(どうじむどう)』動きて、動き無しという」
(佚齋樗山『天狗芸術論』)
この文章を見つけて読んだ時、
昔、ウインドサーフィンをやっていた時のことを思い出した。
ランニングというやり方があり、
帆掛け舟のようにセールを使って、スピードは一番出る。
身体で風を切るのは解るが、ボードの上に立っていると、
全く風を感じない、手ごたえがないのだ。
セールも風が無い様にヒラヒラしている。
そのくせ、ちょっと手元が狂うと身体ごと飛ばされる。
その感覚は思い出せても、
それが武術とどう繋がるのか解らない。
(そりゃそうだろう)
それで彫ってみた。
新しい境地が見つかった様な気がした。
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